エピソード11

保育士をして七年目です。
子どもを可愛いと思うことや、仕事のやりがい等は常に感じることの出来る職業ですが、女性がほとんどの職場なので人間関係に悩まされる事も多いです。
私が一年目のことです。どこの会社や職場にもいる御局様ではなく、それよりももっとタチが悪いと思うのが中堅職員の女性職員です。数年前までは自分たちが上の上司達に厳しい指導を受けたり、いびられたりしてきたことを下の私たちにするお姉様方。私がこんな先輩・上司にだけはなりたくないと思った経験があります。運動会の後にパートさんたちからアイスクリームの差し入れがありました。大きなテーブルを囲み私たち職員が立ち、先頭の人から順にアイスを取り後ろに回していきました。隣の同期の子と「どれにする?」等と話して、私たちはチョコレート味を選んでアイスクリームの入った袋を回しました。その日は何事も無く、みんなでアイスを食べて片付けをして帰りました。次の日の、子どもたちが寝たお昼寝の時間に4つ上の中堅職員の先輩から更衣室への呼び出しがありました。雰囲気的に嫌な感じだったので、緊張しながら後ろから着いていくと、先輩が振り向いて一言「うちらよりか先に差し入れに手を伸ばさないで!」と言われました。え?となっているとまた先輩が「うちらが差し入れに手を伸ばしたのを確認してから取るようにして!」と言われ、ただ「はい。すみませんでした…。」と返事をするしかありませんでした。でもよくよく考えると、私たちも新人のくせに先輩よりも先に差し入れを取ることはありませんし、気をつけていました。それに、あの時アイスの入った袋は2つあり、向かい合わせの列にいたその中堅先輩たちもアイスの入った袋を持っていました。私たちの後ろには同じ同期の子たちしかいませんでしたので、気にせずに取って回しました。何故そんなに怒っているのか納得がいかなくて、同期の子に「今日〇〇先生から昨日の事言われたんだけど…」と話すと「私も言われた。実はあの先輩たち自分たちはチョコレート味が無かったのに、向かいにいた私たちの袋にはチョコレート味が入っていてそれを選んで食べていた私たちが気に食わなかったんだって」と聞いて、呆れて言葉が出ませんでした。クラスの子どもたちよりも、担任の先輩たちのほうが何倍も子どもだと思った出来事でした。それ以降も色々な理由をつけて、理不尽な文句は続きました。

エピソード10

子どもは本当に可愛い存在でした。女の子はよくお手紙をくれました。年長さんにもなると、イラストと文字をきちんと書き、せんせいかわい、せんせいだいすき、の言葉がとても嬉しかったです。男の子は頼りになり、よくお手伝いをしてくれました。何冊もの絵本を職員室から運んでいると、手伝うよ、と声をかけてくれました。可愛く、愛おしい子ども達の存在のおかげで、私はこの仕事を何年も続けられました。
一方で、辛く困難な出来事もありました。子どもが怪我をした時には、保護者の方に申し訳ない気持ちと、守ってあげられなかった、防げなかったと言う、罪悪感がありました。また、保護者の方に怪我の状況を伝えるにも、どんな状況で、いつ、どうやって、と細かく説明するので、言葉選びに注意をはらっていました。その時に、お叱りをうけることもありました。子ども達の命を預かる事の難しさを、感じていました。
保育士同士の人間関係に関しても、難しい部分がありました。担任をしているのは、独身で未婚の職員が殆どで、歳上のパートの職員は、家庭があり子どもがいます。私は担任をしていましたが、経験年数も浅く、不慣れなのに、担任だから正規職員だから、と荷の重い仕事を任せられる事がありました。それに加え、ミスがあると、叱られ、責任がのしかかってきます。歳上で経験のある人が担任をすべきと重いますが、保育園、幼稚園は女性が中心の職場で、結婚、妊娠出産で、働き方を変えざるおえない状況の中で、難しい事だとも感じます。また、この経験が保育と言う仕事へのマイナスイメージになり、潜在保育士が職場復帰したがらない一因にもなっているともおもいます。保育園、幼稚園の働き方が、よりよくなる事を願っています。

エピソード9

年長児を保育園にて受け持った際に、頼りない男の子が卒園の時に『僕、〇〇先生と結婚する。』と、照れながら伝えて去って行った時には、こんな素敵なことを言ってくれるお兄ちゃんになっていたのかと、心から嬉しく、また照れた笑顔が可愛くて可愛くてたまりませんでした。

保育園や幼稚園の、保育士として仕事をしていた際に辛く感じたことは、周りの先生たちの視線です。
わたしの務めていた園は、いままで年功序列で成り立つ園でした。しかし、時代の流れでやる気や実力を考慮した経営に流れを変えていこうとした際に白羽の矢が立てられたのが、わたしでした。それまでは数年の実務経験で、年長児を受け持つということはなかったようですが、3年目だ年長児をまかされました。
持ち上がりの受け持ちでもなかったため、春、新年度が始まると子どもたちとの信頼関係を、構築することから始まりました。しかし、年長にもなると子どもたちもしっかりしてきて、経験不足で若い私は子どもたちから信頼されず、なかなか、一人一人との関係が気づけませんでした。こうしたことで悩んでいる上に、保育現場は女社会です。急に若手が年長児を受け持つということを、よく思わない人が沢山いました。園庭などを使ってどんな活動をしていても、ジロジロと見られ、子どもたちの様子や私のやり方、言葉遣いをチェックする先生たち。もちろん応援してくれる心強い先生たちもいらっしゃいましたが、多くの先生から、昼の休憩時間や仕事が終わった後、勤務時間外、ラインなどでチクチクといわれる毎日でした。こうした辛いことを救ってくれたのは、それでも毎日園へ来て楽しく過ごしてくれる子どもたちの笑顔や、成長でした。こうしたこともあって、一年間やりきった際には、卒園おめでとうと、子どもたちを送り出すことができました。

エピソード8

☆子どもの可愛いとおもった園での出来事
子どもの性格は十人十色で、子どもの数だけエピーソードもあるのですが、そのなかでも私の6年間の保育士生活のなかで印象的だったエピソードをご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのは、保育園生活のなかのお散歩の時間でのできごとです。
私の勤めている保育園では園庭がないために、毎日午前中に近くの公園までみんなで手をつなぎお散歩をしに行きます。だいたい、子どもたち1,2歳児が10人~15人程、保育士が4人程で子ども2人と先生が手をつなぐ形でお散歩をしています。
そんなある日のこと、その日はピカピカのお天気でしたが、とても風が強い日でした。いつものようにみんなで手をつなぎ、『すごい風だねー!!』『おめめがいたいよー!!』なんてお話をしながらお散歩をしていると、突然の突風が。身長80~90㎝程の子どもたちは、ドミノたおしのように、一瞬のうちに前から順番にばたばたばたと、あまりにもすごい突風にひっくり返ってしまったのです。みんなびっくりしながらも『かぜさんつよいねー!!』『びっくりしたねー!!』と言いながら、大笑い。
怪我がなかったので私たち保育士も、ほっとして大笑い。『みんな飛ばされないようにねー!!』と冗談で言っていたのが、まさか本当に子どもたちが飛ばされてしまうとは思わなかったので、あらためて子どもたちの小ささに可愛らしいなと実感した瞬間でした。
そのあとは、より慎重に、みんなでちっちゃく固まりながら保育園まで戻ったのですが、そんな子どもたちのなかには、『せんせい!! こんどかぜさんきたら、ぼくがやっつけてあげるからねー!!』と行ってくれる子や、『かぜさーん!!あっちいってー!!』とちょっぴり怖がる子もいて、そんな子どもたちの発言も可愛らしいなと微笑ましく思いました。

エピソード7

《子どもの可愛いと思った園での出来事》
・昨年度2歳児の女の子がいました。私の園では、保育士の事を〇〇ちゃんと呼びます。その女の子は、私が園へ行くと「〇〇ちゃーん!」とぎゅーとしてきてくれます。どこに行くのも後ろを付いてきて、時々、トイレに行き座りながら話をしていると「△△(子どもの名前)ねーー、○○ちゃんだーいすき♡」と熱烈な愛の告白をしてくれました。
その女の子が、風邪で保育園でもお薬を飲む事になり給食後、薬をすんなり飲みました。次の日、連絡ノートには「お家ではなかなか飲みたがらなかった薬を夜は、○○ちゃんと飲んだ薬飲む~♪とノリノリで飲みました(笑)ありがとうございます!」と書いてあって、とっても嬉しかったし、想像すると可愛かったです。
また、その子が帰るタイミングと私が帰るタイミングが一緒だった時「今日○○ちゃんのお家行くねー」と言ってくれました。
甘えてきてくれたり、構って~とくるとやっぱり可愛いです!

・1歳児の女の子で、まだ言葉らしい言葉はない子ですが私が自分の顔を指さして「これ、だーれ?」と聞くと「ばっばっ!」と呼んでいるかは分かりませんが、とっても可愛いです!また、子ども達が遊んでいる部屋に入って行くと、「ばっばっー!」と呼んで私の膝に座りにきます。やっぱり、呼んできてくれると嬉しいし、「もぅ~、可愛いな~」となってしまいます。

・どの子もそうですが、名前を呼んでくれたり、泣きながら抱っこして~と手を広げて近づいて来ると可愛くてたまらないです!連絡ノートやお母さんからのお話などでお家でも自分の名前が子どもたちから出てくると聞くと保育士になって良かったなと嬉しく感じ、やっぱり子ども達は可愛いな~と思います。

エピソード6

☆子どもの可愛いとおもった園での出来事
子どもの性格は十人十色で、子どもの数だけエピーソードもあるのですが、そのなかでも私の6年間の保育士生活のなかで印象的だったエピソードをご紹介させていただきます。
今回ご紹介させていただくのはAちゃん。
当時1歳児クラスの女の子でした。周りのお友だちが1歳のお誕生日をむかえ、どんどん歩きはじめる頃、Aちゃんは1人で立ち上がることもまだできず、成長が遅れているのではないかと、Aちゃんのお母さんもとても心配をしている様子でした。保育園生活のなかでも、どうにかして遊びながら楽しく歩く練習ができないものかと、試行錯誤しましたが、Aちゃんは嫌がるばかりでなかなか練習ができずにいました。
そんなある日。もうすぐクリスマスの季節になるので、毎年恒例の保育園のクリスマス会のお遊戯発表に向けての練習をしようと思い、新しい音楽をかけてみました。すると、大興奮ですくっと立ち上がるAちゃん。
そして、大好きな音楽に合わせて、なんと『とことことことこ~』っとお部屋のなかを満面の笑みで歩きだしたのです!!
私たち職員もあまりにも突然のことだったので、驚きすぎて大笑いでした。Aちゃんが、大好きな音楽を聞いて、あんよスイッチがONになった瞬間でしたね。
何百人もの子どもたちを見守ってきましたが、はじめてのあんよでこんなにも自然にかけまわる姿ははじめて見ました。笑!!
その日からというものは、クリスマス会のお遊戯発表の練習の時間になると、やっぱりあんよスイッチがONになり、嬉しそうにお部屋を歩き回るAちゃん。なかなかお友だちとも打ち解けられなかったのが嘘だったかのように、みんなと一緒に歩き回る姿を見て、私たちも安心しました。
Aちゃんが1歳8ヶ月の頃のできごとです。

エピソード5

子どもが可愛いと思った出来事は先生と結婚したい!と言われた時や子どもが慕ってくれた時、乳児クラスでは子どもによって好きな先生しかダメという事が多々あり、可愛いなと感じた事が多いです。
仕事で辛かった事は最初子どもの叱り方がよく分からなかったり子どもも先生をよく見ているのでこの先生は何をしても許してくれると甘く見られ中々クラスをまとめられなかった時が辛く感じました。また仕事に慣れない中休みの日は研修や、持ち帰りの仕事に追われ休む時間がなかった事です。慣れない仕事の中、次々と仕事が増え覚える事も勉強する事も沢山あり辛く感じました。また早番、遅番、普通番など色んな勤務体制はありましたが、働いていた園では3年目くらいまでは組んでいる先輩先生よりも早く来ないといけないという決まりがあり、いつもプレッシャーを感じていました。
人間関係でも先輩の先生を敬う、動かせないという事を必ず言われていたので、製作物なども自分で全て作りますと言わないといけない雰囲気や、歓迎会などでもお酌をして回り食事を取っている暇がなく上下関係が大変でした。
また休日でもどこで保護者が見ているかわからないからと服装を言われたり、社員旅行でも女性の先生は膝した10センチのスカートで派手な格好は控えると決められていたり、男女交際までも言われるのですごく窮屈でした。
彼氏といる所を見られたり、彼氏がいると知られると少しミスをした時にあの先生はフラフラ男女交際なんかしているからと言われる事もあったので若い先生は彼氏がいてもいないといわないといけない雰囲気でした。
また毎日会うにも関わらず暑中お見舞いや年賀状など職員全員に送る決まりで若い先生は手書き、手作りと決まっており、ただでさえ製作物や研修でいっぱいいっぱいなのにそこも手作り、手書きと決められていてとにかく全てが負担でした。

エピソード4

毎年2月になると劇遊びがあります。そのため、1月から練習を毎日頑張ってしています。子どもたちも役になりきって、一生懸命やっています。初めは台詞や動きについていく、慣れていくことで精一杯なんですが、毎日練習していくことにより、少しずつ覚え、演じることが楽しくなり、友達の前でも笑顔でする姿が見られるようになってきます。自信もついてくるともっとやりたい、という子どもも増えてきます。そうなると、教師は嬉しいものですよね。しかし、本番になると、緊張したり、いつもと違う雰囲気になるので、どうなるか不安になることも多いのですが、実際始まると初めは緊張している姿がありますが、やっていくうちに練習を思い出し、それ以上にもなったりと一生懸命な姿を見ることができます。その必死な姿はとても可愛いです。しかし、私が最も可愛いと思うのは、やりきった後、ホッとしていたり、少しテンションが高くなったり、頑張った!という表情を見れたときが一番可愛いと思います。あの表情は頑張ってやりきったものしかできない表情だからです。
後は普段の保育からは、登園のときになかなか部屋に入ってこようとしない子どもがときどきいます。しかし、それは部屋に入りたくないとかではありません。何をしたいかと言いますとかくれんぼをして教師やクラスの友達の気を引く姿を見つけたときは、可愛くて仕方ありません。しかも自分の目だけを隠して隠れた気になっている子どもを見たときは、その子どもにのり、どこにいるのか分からない振りをするととても喜んでくれるので、それを毎朝繰り返してやってしまいます。それを見た他の子どもも入ってきたりととても楽しい朝になります。その姿は可愛いくてたまりません。

エピソード3

20代のころですが、保育園で働いておりました。もともと子どもが大好きという理由で就いた仕事です。子どもの元気いっぱいで素直で、独特な世界観をもっているところが本当に大好きで、私も元気になれます。ここではいくつか、私が子どもに対して「かわいい」と思った出来事を綴ります。
私は髪が長く、動きやすいようにいつも束ねていました。子どもとのコミュニケーションのきっかけづくりのために、いつも何かしら髪形を工夫して、簡単ではありますがアレンジメントをしていました。私がしたアレンジメントは、女児の間ではやりました。次の日には、昨日私がしていた髪形にしてくるのです。ある日、みんなで髪形を揃えようという話になって、全員お揃いにしました。髪の毛が短い子や、保護者にやってもらいない子のことも配慮して行いました。結果は大成功で、みんなでとっても楽しい一日を過ごすことができました。
また、子どもと誕生日の話をしていたことです。子どもは自分の誕生日を心待ちにしている子が多いです。まだ入園して間もない子とその話をしていたら、なんと私とその子が同じ誕生日だったことがわかりました。日付的にはまだ先なのですが、「一緒だねー!」なんて盛り上がったのですが、たった一瞬のことで、私も他の業務があったのでその会話をしたことをそこまで重要に思ってませんでした。次の日、その子の父親が園に送りに来た時、その方が「昨日やたらパッピーバースデーの歌を歌って、タオルでケーキを作ってロウソクを消し(フリ)て遊んでたんですよ。なんででしょうかね?」とおっしゃいました。そこで私はハッとしました。きっと、昨日私とした何気ない会話が、その子にとっては心に残って、遊びに繋がったんだと思いました。またその子が「先生と誕生日一緒だもんね」とうれしそうに言っていました。
他にもかわいい出来事はたくさんあるのですが、私の行いが遊びに繋がった、この2つを紹介させて頂きました。ほんと、子どもって絶対かわいい!

エピソード2

0歳児の担任を持っていた頃のエピソードです。

給食の時、「これはトマトだよ。」「おいしいね!」
「ご飯白いね!」など、色々な言葉掛けをしなから食べさせてあげるのですが、Aくんにも同様に声掛けをしながら食べさせていました。
「これはお肉!」「これはにんじん」…食材の名前を教えていき、「これはキャベツ!」とキャベツにさしかかったところなぜか大笑い!
たまたまかな?とおもったので、また
繰り返し食材の名前を言っていくと、「これはキャベツ!」というとまた大笑い!
キャベツを連発していっても大笑い!
キャベツというワードが気に入ったようで、その後もキャベツというと大笑いしていました。
また、0歳児なので、食べながら寝てしまうということもよくあるのですが、寝そうになった時にも「キャベツ」というと、ちょっと目が空きました。笑

その様子が可愛くて可愛くて、その子を笑わせたい時には「キャベツ」と言ってました!

時は過ぎて、その子が年長さんになった時にその頃のエピソードをお話しました。
「Aくんね、赤ちゃんの時キャベツっていうとゲラゲラ大笑いしてたんだよー!」
そういうと、恥ずかしそうにしながらも、なんだか嬉しそう。
親御さんにも、周りのお友達にもそのエピソードをお話していました。
日々色んな面白い事があるので忘れてしまう事が多いけれど、私の中でこれはなぜかずっと消えずに記憶に残るお話。
この子が大人になって、親になった時に、またこのエピソードでその場が笑いに包まれる事があったらいいなーなんて思いながら、この事を思い出しています。

自分の小さいころのお話を覚えていてくれてるってなんだか嬉しいですよね!
嬉しいと共にあっという間に年長さんで、今は小学生…時の速さにホラーを感じます笑
可愛いホラーなエピソード。