エピソード3

20代のころですが、保育園で働いておりました。もともと子どもが大好きという理由で就いた仕事です。子どもの元気いっぱいで素直で、独特な世界観をもっているところが本当に大好きで、私も元気になれます。ここではいくつか、私が子どもに対して「かわいい」と思った出来事を綴ります。
私は髪が長く、動きやすいようにいつも束ねていました。子どもとのコミュニケーションのきっかけづくりのために、いつも何かしら髪形を工夫して、簡単ではありますがアレンジメントをしていました。私がしたアレンジメントは、女児の間ではやりました。次の日には、昨日私がしていた髪形にしてくるのです。ある日、みんなで髪形を揃えようという話になって、全員お揃いにしました。髪の毛が短い子や、保護者にやってもらいない子のことも配慮して行いました。結果は大成功で、みんなでとっても楽しい一日を過ごすことができました。
また、子どもと誕生日の話をしていたことです。子どもは自分の誕生日を心待ちにしている子が多いです。まだ入園して間もない子とその話をしていたら、なんと私とその子が同じ誕生日だったことがわかりました。日付的にはまだ先なのですが、「一緒だねー!」なんて盛り上がったのですが、たった一瞬のことで、私も他の業務があったのでその会話をしたことをそこまで重要に思ってませんでした。次の日、その子の父親が園に送りに来た時、その方が「昨日やたらパッピーバースデーの歌を歌って、タオルでケーキを作ってロウソクを消し(フリ)て遊んでたんですよ。なんででしょうかね?」とおっしゃいました。そこで私はハッとしました。きっと、昨日私とした何気ない会話が、その子にとっては心に残って、遊びに繋がったんだと思いました。またその子が「先生と誕生日一緒だもんね」とうれしそうに言っていました。
他にもかわいい出来事はたくさんあるのですが、私の行いが遊びに繋がった、この2つを紹介させて頂きました。ほんと、子どもって絶対かわいい!